ウェハ上のエッチングパターンの幅・高さや異物認識などを目視および自動検査するシステムです。お客様のご用途に合わせて光学顕微鏡、レーザー顕微鏡などを利用して、XYステージにより位置決めされた場所の目視および画像解析による自動測定などを実現することができます。
JIS B 0601-2001対応の表面粗さ計測ソフトウェアWinROOF-Roughnessは、標準的な高さデータファイルUDF(sdf)に対応した解析ソフトウェアです。 レーザ顕微鏡やAFM、触針式表面粗さ計等の多くの形状測定機のデータファイルを読み込むことができます。
セラミック板表面の凹凸をレーザ顕微鏡で撮影した画像、または高さデータから対象物を検出し、自動解析を行うシステムです。電動ステージの移動、撮影をを自動で行い撮影されたデータから、絶対最大長(Max Length)、対角幅、深さ・高さなど、様々な計測値を取得することができます。
金属材料の内部に存在する酸化物、硫化物などの非金属物質を測定するシステムです。顕微鏡と電動XYステージを利用し、ステージ上に置かれた包埋樹脂サンプルから非金属介在物である硫化物(MnS)、酸化物(AL2O3)、窒化チタン(TiN)の検出、面積や針状比の測定を画像解析により行います。
顕微鏡用加熱ステージはサンプルを加熱しながら、その過程を視覚的にとらえるために利用されています。HEAT-Checkerではメトラー・トレド社製加熱ステージを用いて、温度情報を記録しながら変化点・変化プロセスを画像として保存することができます。
包埋(埋込)樹脂試料の画像データ取得に際し、観察に便利な機能を豊富に取り揃えたオールインワンパッケージです。フォーカス合成やタイリング処理、測長機能など包埋樹脂観察を助ける多くの画像処理機能がお客様の解析業務効率化をサポートします。
可動式の架台とレーザー変位計を用いた道路などの路面状況を測定することができる持ち運び型のシステムです。野外での利用を想定し、耐久性に優れたフレームを使用しています。スキャンしたデータは画像解析ソフトウェアWinROOFを利用して解析まで行うことができます。
監視カメラなどの動画中から通過した車両の台数や通過時の勢いなどをオプティカルフローを元にした方法で画像解析します。オプティカルフローは2枚以上の画像から共通して写っている対象の動作や移動方向を推定してベクトル表現する方法です。そのため車両以外の動体解析にもご利用いただけます。
接着剤面積自動判定システムは電子部品をフレームへ固定するために使用する接着剤が規定の塗布量で塗布されているかどうかを画像解析により判定するシステムです。マイクロスコープで接着材の塗布面を捉えることによりフレーム内の占有率を自動計測し良否判定を行います。
自動測長計測ソフトCoolSketchはカメラ等で撮影された画像から自動で測長を行うソフトウェアです。 品種毎にレシピを登録し、測定を実行することができます。 ソフトウェア単体で画像ファイルを読込んで実行することができるため専用機に比べ安価なシステムを構築することが可能です。
レンズ面をレーザー顕微鏡や変位計などでスキャンし、取得した高さデータからレンズ面の形状(球面近似・非球面近似)を解析します。 球面中心を通る断面を自動取得するため簡単な設定で解析が行えます。
画像からひび割れやクラックを自動検出・計測します。
ひび割れ検出に特化したアルゴリズムで処理を行い、コンクリート壁のひび割れの画像検査やウェハや金属製品のクラック検査にも応用可能な技術です。
顕微鏡と電動ステージを利用し、観察しながらリアルタイムで欠陥が関撮影対象のどこにあったかをマッピングします。
欠陥として登録した箇所の画像と座標のデータははシステム内に自動保尊されるため、撮影忘れ記録忘れも防止することができます。半導体製造現場でのウェハの欠陥検査や、フィルムやガラスなどの透明体のキズ検査、スライド内の対象の検査などで作業者の負担を大きく減らすことができます。
顕微鏡画像からSiCウェハの欠陥検出・分布の表示を行う事例です。画像からの自動解析に加え欠陥分布をマップ表示で視覚的に表すことができます。評価対象に合わせて、ルールベースでの画像処理・Deep Learningでのご提案など柔軟にご提案が可能です。
病理スライド検査支援システムは、ネットワークを用いた並列処理と画像処理による正確な細胞分離・個数カウントによって検査の効率化を支援します。 短時間で多くのスライドの検査が可能、正確な細胞の分離を個数カウントができる画像解析システムです。
血球カウント検査を電動XYステージの利用と画像解析によって自動化します。スライドガラス上の感染血球の自動カウントするうえ、撮影環境の変化や染色濃度の変化にも柔軟に対応致します。 簡便な機器構成により低コストでのシステム導入を実現します。
顕微鏡ダーラム法による花粉個数カウントのための画像解析システムです。顕微鏡に取り付けた電動ステージにより自動検査を行い、プレパラート内にあるスギ、ヒノキなどの花粉個数を約10分でカウントします。ダーラム法以外にも形状解析・個数計測など様々な応用にも対応できます。
国際宇宙ステーション(ISS)の実験棟「きぼう」では真空や微小重力といった宇宙の環境を利用した各種実験を行っています。その中の蛍光顕微鏡を使用した実験に当社で開発したFluorescence Microscope System(きぼう実験システム)が採用されています。
血液サンプル中の分裂中期細胞を撮影した画像から自動でカウント・解析するシステムです。独自の高精度検出アルゴリズム搭載により、高い検出率と高速解析を実現しました。 また、レビュー機能により、後からの解析結果の編集なども可能です。
1946年設立から日本の自動車業界を支え続けてきた自動車部品メーカー、豊田鉄工・通称"トヨテツ"。 世界的な競争に勝ち残り、さらに大きく飛躍するために、他社との差別化、優位性の確保、地球環境保全に配慮した企業活動を推進する"トヨテツ"は今、さまざまなチャレンジを推し進めている。 そのひとつが、今回の品質データ管理システムの導入だ。この新システムにより、品質管理業務を効率化しただけでなく、環境のクリーン化とペーパーレス化も実現した。効率化と環境保全を実現した、この新しいシステムとは?
生命科学の基本ともいえる細胞の研究も、今やITなしでは進められない。ひとつの細胞がふたつに分かれる細胞分裂の瞬間を画像、映像で見ることができるようになったのも、蛍光顕微鏡と高感度CCDカメラ、高性能のコンピュータ、さらに撮影した画像を処理し解析するソフトがあればこそ。 細胞分裂時に1対の染色体がふたつに分かれていく「染色体の分配機構」の研究を進める大阪府立大学大学院の杉本憲治教授が活用しているシステムをレポートする。
附属病院を併設した医学大学として1970年に新設された福井医科大学。その研究者たちが効率よく研究を進められるように研究用機器を一括管理しているのが、同大学医学部附属実験実習機器センターだ。同センターでは、三谷商事が開発したカラー画像解析システムが2年前に導入され、医療の進展にひと役かっている。同センター・松川茂助教授を訪ねた。
細胞の数を計測する、それは病理にとっては「手動」の世界でした。顕微鏡をのぞいて、カウンターを押す作業に対して京都府立医科大学附属病院 病院病理部・病理診断科の小西 英一部長は「もっと効率的に、目視でぱっとわかるようにしたい」との要望をお持ちでした。そこで弊社のバイオマーカー画像解析ソフトウエア『パソロスコープ』をおすすめし、導入いただきました。
弊社のバイオマーカー画像解析ソフトウエア『パソロスコープ』の開発は聖路加国際病院 病理診断科 医長の鹿股 直樹先生(前 川崎医科大学病理学 准教授)の一言がきっかけでした。「『WinROOF』は面積の測定・解析はできるが、細胞数まではカウントできない。できれば細胞核をカウントできる特化型の画像解析が欲しい」という声を受け取り作り上げてできたものです。
開発にどんな想いをお持ちだったのかお聞きしました。
弊社のバイオマーカー画像解析ソフト『パソロスコープ』を研究に活用されているのは、国立がん研究センター 先端医療開発センターの大植祥弘先生(前 川崎医科大学呼吸器内科学教室)。免疫腫瘍学を専門とする先生は、外部の病理の先生方の協力を得ているという病理組織解析の効率化や平準化を目指し、2017年8月にパソロスコープを導入されました。現在も、先生のご指導の下でソフトのブラッシュアップを進めている最中です。
地層の堆積物から、非常に壊れやすく複雑な形態を持つ微化石を、 AI(人工知能)を用いて大量に鑑定し、自動的に分取するシステムを世界で初めて開発しました。これまで膨大な時間と労力をかけて専門技術者が行ってきた微化石の選別作業を、全自動・高速に行えるようになりました。微化石の鑑定による地層判定、分取された微化石から詳細な年代を推定することで、石油探鉱などで迅速で高精度な地層解析が可能となります。
(産業技術総合研究所(産総研)、日本電気株式会社(NEC)、株式会社マイクロサポート(マイクロサポート)との共同研究です。)
創業以来、独創的な技術開発・製品開発により市場を切り開いてきた進工業株式会社様(本社:京都府京都市)。今回、品質検査に役立つ外観検査装置Cosmo Finder(コスモファインダー)を福井県小浜工場へご導入いただきました。導入により品質検査のスピードとクオリティの向上を実現されたお客様の声をお届けします。