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顕微鏡でも素早く画像を撮影!ContamiAnalyzer高速撮影オプション
小さいものを観察する顕微鏡だからこそ苦手なこと
研究開発や品質管理など様々な用途で、顕微鏡を利用した自動システムは業種を問わず広く利用されています。
小さい対象を観察したり、微細な欠陥も見逃さないために顕微鏡を利用したシステムでのミクロ領域の検査は現代では無くてはならないものになっています。
しかし、微小なものを観察するという顕微鏡の特性上、自動化するうえで懸念となる点もあります。
普段、顕微鏡を利用されている方であれば、例えば次のような点がすぐに思いつくのではないでしょうか。
・1度に観察できる範囲が狭いため、大きな対象をみるためには非常に多くの撮影が必要となる
・サンプル形状によってはピントを合わせることが難しく、すぐにボケた画像になってしまう
・非常に小さい対象をみるので、いまどこを見ているのか作業者がわからなくなる
要するに「数十ミリを超えるような対象範囲を素早く、正確に撮影する」というような課題は不得意ということです。
外部トリガーを利用して顕微鏡でも高速撮影を可能としたシステム
このような課題に対して、顕微鏡でも高速に撮影をできるシステムが弊社で
取扱っておりますContamiAnalyzer
の高速撮影オプションです。
自動検査システムContamiAnalyzerの高速撮影オプションでは、オートフォーカス装置を顕微鏡へ取り付けることでピントがズレやすい顕微鏡撮影でもピントがズレずに高速な撮影を実現することができます。
こちらより、撮影の様子を是非ご覧ください。半導体ウェハを顕微鏡対物レンズの倍率で高速撮影する様子のイメージとなります。
(光学関連機器メーカーの中央精機様のご協力をいただき撮影しております)
高速撮影ありとなしで撮影速度を比較
※2024年11月追記
顕微鏡撮影で一般的な移動と停止を繰り返す撮影を行った場合と、移動しつづけて撮影した場合の比較動画を追加いたしました。この動画では金属材料の評価などでよく利用される包埋樹脂(材料の樹脂埋め)の撮影の様子を紹介しております。
高速撮影でご利用いただくためには弊社推奨のカメラを利用していただく必要がございますので、ご興味がある方は是非お問い合わせください。
顕微鏡を利用した自動撮影ご興味がある方は是非お問い合わせください。
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