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光沢のある製品の欠陥を浮かび上がらせる撮影装置 Stripe-Finder

鏡面など光沢おある製品の撮影は難しい

工業製品の外観検査の難しいテーマの1つとしてあげられるのが"光沢の強い鏡面製品や光を透過する製品に対してどうやって欠陥を捉えるか"です。例えば、塗装品や鏡面加工された製品、透明なフィルム素材などがあげられます。
光沢品の例g 「そんなことが難しいのか?」と以外に思われるかも知れませんが、理由としては光を反射(透過)しすぎてしまい、地肌と欠陥の見分けがつきにくい絵となることがあげられます そのためこういったものの検査には、通常のカメラではなく、特殊な波長を捉えるカメラや3D形状を捉えるためのセンサーといったものが利用されることも多くそういったものを扱う難易度の高さもネックになります。 またそういった製品はサイズが大きいことや形状が平らでないことも多く、欠陥を精度よく捉えるために顕微鏡(平らなものを見るのが得意)のような解像度の高い映像を撮るための手法が使いづらいという問題もあります。
難しい

スリット光を利用して表面の欠陥を強調して撮影する技術

そういった難しい撮影に効果を発揮するシステムが弊社で取扱っておりますStripe-Finderです。

表面欠陥検査システムStripe-Finderはスリット光をシフトすることにより、 従来の画像処理で検出しづらかった光沢面での微小な傷・凸凹・異物等の検出を高精度に実現します。

専用の高輝度液晶モニターから投影したスリットパターンをシフトさせながら撮影することで、 曲面を持つ検査対象物の欠陥や塗装面における欠陥を検出することができます。
Stripe-Finder
スリット光をシフトさせることで、検査対象ワークに生じる輝度の変化が欠陥の有無によって異なることを利用し表面部における欠陥を高精度に検出します。 欠陥の無い箇所はスリットパターンの投影を行っても反射率に変化がないことを利用し、欠陥の部分だけを強調して浮かび上がらせた画像を撮影することができます。 スリット光のシフト

製品を選ばない様々な例

Stripe-Finderの利用範囲は、従来の外観検査では困難な光沢のあるワーク・透明なワークになりますので以下に上げる例のように、様々な対象がございます。

自動車:バンパー、サイドミラー、メッキグリル、操作用タッチパネル、内装品
デバイス:・スマーとフォン、タッチパネル、フィルム状のシート
その他:レンズ加工表面、金属加工表面、塗装容器

このようなテーマにご興味がある方は是非お問い合わせください。

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