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WinROOFバックグラウンド除去で、画像解析の難敵"明るさのムラ"を取り除く
顕微鏡・マイクロスコープ画像などの"明るさのムラ"にお困りではないですか?
今回はWinROOFシリーズStandard版で利用できる機能の『バックグラウンド除去』機能をご紹介いたします!
バックグラウンド除去とは、画像の明るさムラ(輝度ムラ)を除去する機能です。
こういった明るさムラなどは一般的にはシェーディングと呼ばれることから、シェーディング補正処理とも言います。
皆様も、以下のような画像をご覧になったことがあるのではないでしょうか。
このような画像の場合、明るさムラがある箇所については粒子があるかどうか観察しづらかったり、組織の染色などの色の濃さを判定しづらかったりなど、せっかく撮影した画像をフルに活かせません。
実際に先ほどの画像の明るさの分布を見てみると、明るさムラがどのように出ているか見ることができます。矢印の方向に暗くなっているのが分かりますね。
このような画像の場合、「2値化」などで粒子・細胞を取り出そうとすると、明るさムラ部分も取り出されてしまいます。
WinROOFシリーズの『バックグラウンド除去』機能では、先ほどのような光ムラを除去することが可能です。これによって、観察しやすい画像を手に入れることができます。
では実際に輝度ムラを補正してみましょう。
もちろん、計測も簡単になります。『バックグラウンド除去』後に「2値化」することで、以下のようにムラの影響なく粒子・細胞を取り出すことが可能です。
バックグラウンド除去 まとめ
・ 『バックグラウンド除去』機能を用いることで、画像の光ムラを除去することが可能!
・ 光ムラの影響を受けないキレイな画像を手に入れることができるため、
今まで断念していた光ムラの中の粒子・細胞の観察や計測が可能に!
バックグラウンド除去を実際に試されたい方向けに、WinROOFシリーズの無料体験版(デモ版)を用意しています。
気になる方は下のリンクからダウンロードしてみてくださいね。
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