ソフトウエア
画像解析ソフトウェアWinROOFシリーズ - 補助図形機能
画像上に補助線を描画して特殊な計測にも対応
今回は2024年8月のバージョンアップによりWinROOFシリーズへ加わった標準機能『補助図形機能』のご紹介です。
本ブログでは画像解析の自動化について主に記事を掲載させていただいておりますが、「画像の中の対象を手動操作して測る」というテーマも実際の画像検査の用途として非常に多く、沢山のご相談をいただいております。
そういったご相談の中で非常に多いのが「計測の際に補助線を引きたい」「補助線・基準線からの距離を計測したい」といったご相談です。いただいたご要望にお応えし、WinROOFシリーズへ補助図形の描画機能を追加いたしました!
例えば、ノギスなどでは測れない箇所を図面を元に計測を行う、工業規格に沿った計測を行いたいといった課題をお持ちの方には是非ご利用いただきたい機能です。
補助図形機能では「線」「平行線」「接線」「交点」「3点円」など、計12種類の補助図形を導入しました。
手動測定の基準となるモノが写っていない場合など、測定時の基準として作図することで正確な測定へ補助します!
産業用デジタルカメラの標準ソフトでも2点間計測などシンプルな計測機能は準備されていることはありますが、
標準ソフトでは難しい計測などもこの機能を利用することで実現することができます。
WinROOFシリーズ 補助図形機能 利用例
補助図形機能の利用例をこちらの動画でご紹介させていただいております。
解析のテーマとして溶接の溶け込み検査に模した計測を例に扱っております。
このように、単に画像に映っている箇所同士を計測すればよいというわけではないテーマ、お困りの方も多いのではないでしょうか。
本機能についてご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください!
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