NAZCA-3D機能詳細②
高度なソフトウェア処理により様々なスキャニング、表示解析が可能です。
スキャニング Scanning
測定の開始座標、終了座標をワンタッチで登録し、任意のデータ数、ピッチ間隔を設定することで、誰でも簡単に表面形状データを得られます。測定位置を決めるためのステージの移動には、ソフトウェア上の8方向キーまたはキーボードの十字キーでステージの動作をシームレスに制御します。 また、一回作業で複数の場所を連続的に測定できるマルチスキャンモードにより、大幅な時間短縮と自動化を図ることができます。 尚、プレビューパレットにより、視覚的に現在位置、測定箇所などの確認及び移動が簡単に行うことができます。
表示 Viewer
生成された3Dデータは、疑似カラーやモノクロ表示などの様々なにて表現方法で表示することができます、更にワイヤーフレーム、サーフェースを採用し、被写体の形状をリアルにグラフィカルに表現いたします。拡大・縮小はマウス操作でリアルタイムに行い。また、表示レンジスケールを任意に設定でき、データの比較観察も容易に行うことができます。
画像処理 Image Processing
傾いたデータや、曲面(湾曲)上の表面解析をする場合でも回帰処理により、もともとの表面を浮き上がらせ、3Dデータを補正することができます。また、異物や他の要因によりにより発生したノイズ等も異常値補正処理により、取り除くことができます。
計測・解析 Measurement
生成された3Dデータは、ラインプロファイル計測(幅、高さ、角度、R、比較計測等)、ライン・面粗さ(2001年版JIS B0601に準拠、Ra/Rz/Rq/Rmr等)、物体の体積、表面積、断面積、平面計測(寸法、面積等)を行うことができます。また、計測された結果は統計値(最大、最小、平均、標準偏差、ヒストグラム)として集計でき、またExcel等の表計算ソフトへの展開、テキストデータとしての保存も可能です。
ユーザー定義 Customize
画像処理コマンドを組み合わせることで、BGAやクリーム半田等の各種バンプのコプラナリティ評価やある基準面からの高さ計測や断面積計測等を自動化することができます。プログラムングの知識がなくても誰でも簡単に計測機能のカスタマイズが可能です。
オプションソフトウェア Option Software
必要な解析応じて、下記のオプションソフトの選択・利用が可能です。
3D画像比較解析ソフトウェア | 加工前、加工後や基準物と仕上がり製品等の3DD画像の比較・解析ソフトウェア |
---|---|
次世代3次元表面粗さ分析ソフトウェア | 面で表面の粗さを評価する新方式粗さ分析ソフトウェア |
グリッド計測モジュール | 等間隔に並んでいるチップなどの形状情報をチップごとに計測することができるモジュール |