LuminaVision機能詳細

世界で使用されているデコンボリューション機能搭載

３種類のデコンボリューション搭載
蛍光画像独特の光学的なにじみやボケ像を取り除き3次元構築が行えます。蛍光顕微鏡を使ってコンフォーカルレーザー顕微鏡で撮ったような画像を得ることができます。レーザーのように強い励起光をあてることがありませんので、細胞へのダメージも少なく、退色も最小限に抑えることができます。アルゴリズムの違いにより、 『Realtime Deconvolution』 , 『Nearest Neighboor』 , 『3D Blind』があります。さらに、Deconvolution処理後の画像から得られた一連のZ軸スライス像より立体の画像を構築(ボリュームレンダリング)し、様々な角度からの三次元立体構造の観察も可能となります。 これらのDeconvolutionはライフサイエンス業界トップの画像デコンボリューションソフトAutoDeblur と同様で、確かな実績があります。

Realtime Deconvolution
新方式のアルゴリズムを採用することにより、高速な処理が可能となりました。プレビュー上にてボケ除去がスムーズに行えます。タイムラプス撮影時にも適用可能です。

Nearest Neighboor
目的の画像と、その上下の画像の計3枚を使用して処理します。高速で、質の高いボケ除去が可能です。

3D Blind
スライス画像内の全情報に基づいて画像を再構築します。PSF（Point Spread Function：点像分布関数）を用いて除去するボケを計算するため、最もボケ除去に優れています。また、輝度解析可能な精度を誇ります。

目的に合わせた多点観察機能搭載

観察プレートによるスクリーニング対応
多点観察を可能にするXYステージ制御により、各種サンプル『slide』 , 『dish』 , 『well plate』の全数自動多点撮影が可能です。さらにZ軸制御により、深度による試料の取りこぼしを防ぎます。また、タイリング（画像連結）を組み合わせることにより、各Well内でのタイリングが可能となります。

より美しい画像を生成するためのMarge機能搭載

多点3種類以上の蛍光画像撮影・合成して、蛍光部分の存在場所を明確にします。位相差・微分干渉で撮影した明視野画像と蛍光画像の合成も可能です。また光軸の問題についても、微細調整（明るさ・コントラスト・表示レンジ・フィルタによる位置ズレ）機能を搭載しています。

用途に合わせたカスタマイズが可能

画面を自由にレイアウトすることが可能
目的に応じて必要な機能のみを自由に画面レイアウト設置することができます。ゆえに、操作性、使いやすさをお客様個々に設定することができます。アイコンなしの画面レイアウトも可能で、少ないアクションで目的を達成でき、ルーチン作業にも対応できます。誰でも簡単な操作で観察・撮影・計測などの作業を行うことができます。

実験に最適なオーダーメイド商品が可能
画像解析・画像処理における技術力と開発力を蓄積しています。三谷商事ではどの様な商品を創ればユーザー様の研究におけるニーズに応える事ができるかを常に考えています。そして、既存に無い商品につきましては、オーダーメイド商品を承っています。これまで多くのユーザー様の特殊解析ソフトを作成させて頂いた実績がございます。もし、現在の業務にお困りの事がございましたら、何なりとお声を掛けて下さい。三谷商事ではどのような画像処理技術を応用すれば、ユーザー様の目的に近づくことができるかを常に考えています。そのためには、是非一度デモンストレーションを実施した上、内容を吟味して頂ければ幸いです。またお時間の無いユーザー様に対しましては、画像解析を承っております。