画像解析を自動化して計測したい / WinROOF機能詳細②

複数の画像を一括処理する自動計測機能では記憶させた画像処理操作を自動的に再現することができ大幅に解析業務を効率化します。また、豊富な形状計測項目、色情報による計測はもちろん、人手による操作用の計測ツールも多くご用意しており、様々な解析用途でWinROOFをご利用いただけます。

自動長さ計測でラクラク計測

画像上で計測場所を直線で指定し、直線上に存在する濃度の変化点から変化点までを自動的に抽出し長さ計測ができます。直線上に複数の濃度変化が存在しても計測できるように対応しています。

濃度あるいは、色で計測対象物の２値化ができない場合でもフリーツール・多角形ツールを使って測定対象を指定することで１００％形状特徴を計測できます。

粒子などの形状特徴や長さの計測結果を元に、ヒストグラムや相関グラフの統計処理も可能です。

WinROOFで計測したデータや画像の結果をコピー＆ペイストで貼り付けることで、計測結果のレポートやデータ管理がスムーズに行えます。また、WinROOFで保存した計測データをExcelで開くことも可能です。

WinROOF上のExcel出力ボタン2次元画像解析・計測ソフト　WinROOFで、Excelに計測データを転送します。Excelでのデータ処理やグラフ表示が簡単にできます。

WinROOF上のレイアウト機能を使用することで、簡易的なレポートを作成することができます。

指定した処理範囲内の濃度計測、色計測が行えます。また処理範囲内を色しきい値で抽出した計測対象毎の濃度・色計測ができます。濃度を物理的に換算するための濃度キャリブレーションは、濃度と物理的の対応関係をＮ字・べき乗・指数・対数関係で定義できます。

顕微鏡を使用している場合などは、あらかじめ対物レンズ毎にキャリブレーション値を設定しておくことで解析をスムーズに行うことができます。

測定物において、画像上に測定したい角度の頂点がある場合は3点指定、ない場合は4点指定といったように使い分けることであらゆる角度が測定可能です。

面積、周囲長、円相当径など測定項目も充実しております。

画像へラインや矢印を描画することができます。描画するプレーンはオーバレイと画像プレーンを選ぶことができます。

WinROOFのメニューおよびパレットは画像解析専用ソフトとして最適化されています。画像解析の手順に沿ってメニューが構成されているため、画像解析の思考のままに操作することができます。

WinROOFでは画像処理手順をボタンに割り当てることができます。この機能を使えばワンクリックで同様の処理を行うことができます。