製品仕様
カウント・計測・解析
WinROOF Educationは画像解析ソフトウェア。画像の中の情報を最大限引き出す機能を多数搭載しております。
細胞・粒子などのカウント、面積や各種長さ、円形度や針状比(アスペクト比)、明るさなど、計50種以上の潤沢な計測パラメータから結果を出力することが可能です。背景ムラ(照明ムラ)の除去や繋がっている粒子の分離機能、分離された粒子間の自動距離計測(分散度合の計測)など、WinROOFシリーズならではの機能も充実(※1)。
もちろん、画像解析ソフトウェアとして基本的な2値化などのエリア抽出機能、各種フィルタなどの前処理機能、各種モフォロジーやノイズ削除などの後処理機能を搭載。計測結果は度数分布表およびヒストグラム化が可能で、計測パラメータの数値を反映したカラーマップの作成も可能な上、画像とともにExcel®もしくはCSVへ転送可能です(※2)。
詳しくはこちらのカタログをご参照ください。
※1 WinROOF Educationには、WinROOFシリーズの機能に含まれるカメラ制御機能および各種オプション機能をアドオンすることは不可となります。
※2 Excel®への転送機能を利用するには、Microsoft Excel®がインストールされている必要があります。
合成・連結
WinROOF
Educationはカウント・計測・解析だけでは留まりません。フォーカス合成(ピント合成/焦点合成)や蛍光画像の合成、多くの画像を結合して大きな1枚絵へ連結する機能(画像連結機能)など、通常の画像解析ソフトウェアには搭載されていない便利機能を取り揃えております。
詳しくはこちらのカタログをご参照ください。
マクロ作成・バッチ処理(自動処理)
WinROOF Educationはプログラミング知識不要の「ノーコード型」画像解析ソフトウェア。レコードマクロを採用しているため実施した内容が順次記録されていき、簡単に自動処理ファイルを作成することが可能です。作成した自動処理ファイルを実行することで、N数の多いサンプルに対しても同じ動作をする必要が無く、研究活動の大幅な「時短」に貢献します。
詳しくはこちらのカタログをご参照ください。
※ フォーカス合成や画像連結など、一部の処理はマクロ適用外となります。
複数枚一括処理・
リアルタイム処理
WinROOF Educationには「フォルダー監視機能」を搭載。指定のフォルダーの画像を一括処理することや、そのフォルダーに新しく保存された画像を全て自動で読み込むことが可能です。
上記のマクロ機能と組み合わせることで、複数枚の画像の読み込み~前処理~抽出~後処理~計測~解析~結果出力までを全自動化することが可能に。これにより、研究活動の大幅な「時短」に貢献します。
推奨PCスペック
・OS:Windows 10/11 64bit 日本語版
・CPU:Core™ i5以上
・メモリ:8GB以上
・ストレージ:空き容量20GB以上
・ディスプレイ解像度:1280x1024以上
・インターネット環境:インストール/バージョンアップ/利用期間延長/別PCへのライセンス移行時に必須
(インストール/別PCへのライセンス移行はWindows標準ブラウザMicrosoft Edge経由で実行)
対応ファイル形式(読込/保存)
・JPEG
・TIFF
・PNG
・BMP