WinROOF Lite 注目機能
WWinROOF2023のLiteモデルは自動粒子解析機能などは含まず、顕微鏡観察でよく使う機能のみをまとめたモデルです。顕微鏡観察で重要な、多彩な手動計測機能・焦点合成・画像連結といった機能をご利用いただけます。
寸法計測ツール
座標設定ツールを装備し画面内計測においてもワーク座標系での計測を可能にします。
2点間距離計測、角度、個数、円、矩形、ポリゴンなどの様々なシーンでの寸法計測に対応します。
更には、あいまいな円、線などの場合にも対応する近似ツールも装備されています。
カメラに付属の標準ソフトなどでは行えないような計測もWinROOF Liteでは実現できます。
補助図形機能
寸法計測にも利用できる補助図形描画機能もWinROOF Liteには準備されています。
補助図形として「線」「平行線」「接線」「交点」「3点円」など、計12種類のコマンドを利用できます。手動測定の基準となるモノが写っていない場合など、測定時の基準として作図することで正確
な測定を補助します。上は溶接工程の検査の例になります。このように補助図形を作図することで、基準点や基準線を分かりやすく設けて測定することが可能です。
また、作成した補助図形同士を選択するだけで測長が完了し、測定結果はExcel®やPDFへ自動保存可能で効率化や改ざん防止にもお役立ちいただけます。
※本機能は2024年9月のバージョンアップにより加わった機能となります
フォーカス合成・くるっと合成
WinROOF Liteでは手動で上下ピント調整ダイヤルを回すだけで、手軽に全焦点画像を生成することができる「くるっと合成」機能をご利用いただけます。
高さがあり画像内でピントがボケてしまうようなサンプルでも、顕微鏡の電動機構など無しにフォーカス調整ダイヤルを回すだけで手軽に全焦点画像が生成されます。
※対応カメラについては別途お問い合わせください。
画像連結
自動的にのりしろ(重なり)部をパターンマッチング処理で認識し、誰でも簡単に連結画像を生成可能です。連結画像の縦横枚数に指定がなく、画像の継ぎ目をなくす自動補間機能や光ムラを取り除くシェーディング補正機能などにより、張貼りあわせの精度を向上します。