画像連結ソフトウェアe-Tiling
e-Tilingは広視野高解像度の画像の貼り合わせが可能な画像連結ソフトウェアです。顕微鏡やデジタルマイクロスコープ、電子顕微鏡などで撮影された画像の連結やドローンで撮られた画像のパノラマ画像化まで多種多様な画像にご利用いただけます。
広範囲の画像貼り合わせやパノラマ画像作成を手軽に実現
画像連結アプリケーションe‐Tilingは顕微鏡やデジタルマイクロスコープの一視野の観察範囲では収まりきらない対象物に対して、画面を分割して撮影し、それらの画像を貼り合わせることで広視野高解像度を生成する画像連結ソフトウェアです。 光学顕微鏡やデジタルマイクロスコープ、電子顕微鏡など多種の顕微鏡画像にご利用可能です。最新の顕微鏡カメラに対応し、ライブ映像を取り込みながらの画像連結作業が可能です。近年ではドローンで撮影された画像を連結して広範囲の画像を作成するといったテーマでもご利用いただいております。
縦横枚数の指定なく自在に撮影してパターン認識処理でむらなく連結画像を生成します。画像の継ぎ目をなくす自動補間機能や光ムラを取り除くシェーディング補正機能などにより、貼りあわせの精度を向上します。 お客さま専用カスタマイズや技術を利用した受託開発、OEMへのご要望にも対応いたします。
つなげる(自動認識による画像の連結)
独自のアルゴリズムにより、複数枚の画像から類似パターンを認識し、自動で画像を連結することが可能となりました。ゆえに、これまでのように等間隔の格子状に撮影するための電動XYステージやステージ制御コントローラは必要ありません。縦横斜めに関係なく、のりしろとなる重なり部のパターンを高速で認識し、最大100,000×100,000画素までの画像をムラ無く連結します。
※最大の連結サイズはお客様の使用環境に依存します。また、大容量画像を解像度を落とさずに観察するには専用ビューワー(オプション)をご活用ください
補正する(シェーディング補正機能)
低倍レンズを使用した場合や光軸にズレがある場合、画像には特有の光ムラが生じます光ムラは連結画像の精度に大きく影響します。そこで光ムラをなくすシェーディング補正を行うことで、レンズ・光量・のりしろ・の重なり量に依存しない自然な連結画像を作ることができます。
撮る(画像入力機能)
高速転送可能なUSB2.0、IEEE1394.bなどの各種デジタルカメラに対応し、パソコンの画面を見ながらの高精彩かつリアルタイムな観察・撮影が可能です。これにより、のりしろ部を確認しながらのリアルタイム連結が簡単に行えます。のりしろ部位を確認しながらの連結に最適です。